平和島競艇場は、スタートライン上の水面幅が49mと、全国24場の中で最も狭いことで知られています。この「全国最狭」という水面特性は、平和島でのレース展開や予想の立て方に大きく関わってきます。
コース幅が狭いということは、それだけ艇同士の間隔が詰まりやすく、スタート直後の位置取りがレース結果を左右しやすいということです。他場であれば余裕を持って回り込めるような場面でも、平和島では隣の艇との接触リスクが高まり、思い切った攻めが難しくなる場面が出てきます。
一方で、この狭さは「イン逃げ天国」を意味するわけではありません。平和島の1号艇1着率は直近データで40.3%(逃げ決着94.8%)と全国平均並みで、決して突出してインが強い水面ではないのが特徴です。むしろ狭いコースだからこそ、ダッシュ勢(4〜6コース)のまくり・まくり差しが決まりやすい傾向が公式にも指摘されています。
この記事シリーズでは、この「全国最狭コース」という土台の上に、潮の影響・風向き・コース別データを積み重ねて、平和島ならではの予想の視点を紹介していきます。